こちんぴシネマ
 このコーナーはオレが見た映画・ビデオの感想を書くコーナーです。
 映画館に行く際や、レンタルビデオ店でビデオを借りる際の参考にしてください。
 ちなみにネタバレだ、(#゚Д゚)ゴルァ でお届け。
Movie 72

池袋ウエストゲートパーク


あらすじ

 マコト(長瀬智也)は、池袋の果物店「真島フルーツ」の長男。
 工業高校卒業後は、定職につかず親友のマサ(佐藤隆太)とIWGP(池袋西口公園)でヒマをつぶしている。
 そんなある日、マコトはシュン(山下智久)、ヒカル(加藤あい)、リカ(酒井若菜)と出会う。
 マコトはリカと付き合うようになるが、リカは何者かに殺されてしまう・・・。

 マコトは池袋西口を拠点とするカラーギャング「G-BOYS」とそのリーダー、キング(窪塚洋介)、池袋署所長・横山(渡辺謙)らと関わりながら、池袋で起こるさまざまなトラブルに巻き込まれていく・・・。

 ふぅ、やっと全話見ることが出来た。
 ホントは放送時に見るつもりだったのだよ、このドラマ。第1話と第2話はリアルタイムで見てたし。
 ところが第3話を見逃し、その後結構話題になっていたので、「この調子ならすぐに再放送されそうだな」とか思ってそれ以後見なくなったのが間違いの元だったわけで・・・。
 それから1年以上たって、偶然「日経エンターテイメント」という雑誌を立ち読みした時にあることを知ったのだよ。
 それは、「『池袋ウエストゲートパーク』(以下、IWGP)は放送規制に引っ掛かって再放送できない」という記事。
 なんでも本放送時(21時放送)はOKな描写(それでも結構エグいが)もドラマの再放送の多い夕方だとOUTらしく、再放送できないらしいのだよ。
 その時間帯だとガキへの影響が大きすぎて刺激のあるドラマはダメらしいっす、再放送。(結構残酷な描写があるドラマとかセクシーな描写の多いドラマが再放送されないのはこのせい)
 オレがガキの頃には「ヤヌスの鏡」とか「不良少女と呼ばれて」は普通に見れたし、「毎度お騒がせします」とか「夏・体験物語」も見れたんだがなぁ・・・。
 最近のガキはどーも過保護だな。それだけアホなママがTV局に抗議するからなんだろうけど。
 そーいうわけで仕方ないからビデオレンタルで見る事にしたのだが、すごくレンタル回転率がいいのだよ、この作品。いつ行ってもレンタル中。しかも未だに新作扱いだったり、1週間レンタルできない店が多かったり。

 さて、ドラマの内容だがすっげぇバカみたいなことをやってるワリにダークなハナシが多い。人も結構死ぬし。
 オレもあんまり過敏なほうではないけど暴力描写でイヤーな気分にさせられたシーンもいくつか。
 個人的には同じ宮藤官九郎(以下、クドカン)脚本ドラマだと「木更津キャッツアイ」のほうが好きだな、明るくて。(あっちも主人公のぶっさん(岡田准一)の死が大きな問題として横たわってるので暗いストーリーもあるけど基本的に陽。IWGPは基本的に陰)
 
 ただ、これだけの登場人物のキャラの立ち具合は見事だよな。
 キングとかドーベルマン山井(坂口憲二)とか、サル(妻夫木聡)とか。あと特筆モノはリツコ(森下愛子)と横山なんだけどさ。
 やっぱ、謙さんカッコいいわ。
 そして森下愛子のハジケっぷりは・・・。「木更津キャッツアイ」でのストリッパーのローズさん以上のハジケっぷり。個人的には田村正和主演の「ウチの子に限って」で正和の奥さん役だった時に小学生ながらにかわいい人だなぁ、とか思ったのでそー言う意味ではあのハジケっぷりはちょっと複雑な気持ちなのだが・・・。
 ここらへんは演出の堤幸彦(「ケイゾク」、「トリック」などの演出)も脚本のクドカンも脇の人物描写が細かいので相乗効果でそれぞれのキャラが立ったんだろうと思う。
 それにしても窪塚、坂口、妻夫木とかはこのドラマをキッカケに注目されるようになっていったわけで、そー考えるとすごいドラマだったんだなぁ。
 正直、「キング」役は好きだが、窪塚洋介って役者は好きでないけどね、オレは。(って言うか、どれも同じに見えるんだけど・・・。)