真・こちんぴ雑記帳

 このコーナーは管理人、こちんぴが思うがままに書き綴った日記とか雑記とかグチとか考えをいろんな人に読んでもらって管理人のストレス解消につなげようという、「王様の耳はロバの耳」企画である。
 まぁ、気軽なカンジで読んでもらえると幸いですな。

4月29日 不純な歴史好き、ってことになるのか? 

 今、オレのなかで重要思考事項(あ、早口言葉みたいだなぁ)になってる事がある。ま、そんな大したことじゃないが。
 講談社が「週刊 日本史」(だったかな?名前はうろ覚え)とかいう本を数週間前から発売している。一冊560円だったと思うが。
 これは毎週、日本史のある時代にスポットを当て、様々な角度から考察する、という日本史マニアにはたまらない一冊。
 こーいうのを2年間かけて100冊発売する予定なのだとか。つまり、100週にわたる購入の暁には大日本史辞典が完成してるはず、なのだが。
 オレ自身、時代劇ドラマ好きってこともあり、日本史はかなり好き。(のわりには、「漢字で答えないと不正解にされる」ってのがイヤで高校での専攻は世界史だったが)
 日本史好きっていうよりは、戦国時代好きといったほうが正しいけどね。
 それもこれも「信長の野望」(有名な戦国シュミレーションゲームですな)や大河ドラマの影響だが。
 戦国時代好き、と言っても何が好きかと聞かれると、「城と武具」に尽きるのだが。
 武将が心血を注いで設計した城を見ては狂喜乱舞し、戦場で己の武功をアピールするために趣向を凝らしたり、実戦向きに質実剛健に作られた甲冑を見たり、芸術品の域にまで達している刀剣や槍を見たり・・・。
 特に武具・甲冑については専門書があったら欲しいぐらいだ。(ってあるんだけど、万単位なんだよねぇ。需要がないから仕方ないんだろうけど)
 ま、アニメを見てもストーリーよりもメカデザインに気を取られるオレらしい部分ではあるが。
 で、「週刊 日本史」なのだが、CG再製した城の写真とか、貴重な甲冑の写真はもとより、細かい歴史背景とか関連内容なんかを軟・硬取り混ぜて説明してて非常に読み物としても面白い。
 でも冷静に考えると、2年間の購読&それにかかる費用&収納スペースの確保、ってのが気になるところ。
 週によってはあんまり興味のない題材(飛鳥時代とか平安時代とか室町時代中期とか)だし。
 ま、いざとなったら購入したのを社会科教師のアニキにやればいっか、とか思ったら、親父も昔、「週刊 世界史」なるものを購入した挙句、全然読まなかったのでアニキにやったらしい。
 親子そろって考える事は一緒か。

4月30日 東京ロケーションボックス

 今、ニュースを見てるとなかなかおもしろいネタをやってた。
 「ニューヨークのように銀座でカーチェイスの撮影を可能にしたい」という石原都知事の発案で、「東京ロケーションボックス」なる部署が都庁内に出来たそうな。
 これは、いままで規制等で撮影が難しかった東京の場所をロケーションのために貸し出せるようにサポートするための施設らしい。
 東京都としても、撮影場所を提供する事で観光名所を作るいい機会だし、積極的に取り組んでいるそうな。
 そもそも、都知事の弟は石原裕次郎だしなぁ。
 「西部警察」じゃ、戦車だしたり、警察車両からミサイル撃ったりとやりたい放題の演出(最低1話に一回は爆破あったし。今と違ってCG使ってないから高かったと思うよ、制作費)だっただけに、そういうのにたいしての許容範囲が広いんだろう。
 しかしそー言われると、今まで東京で大ロケーションをやるとそれだけで話題になってたところを見ると難しかったんだねぇ。
 オレが今まで見た映画の中では「誘拐」(渡哲也主演)での「銀座中心部をマスコミ数百人&ヘリを引き連れた渡哲也が疾走」ってのがおそらく一番大規模なロケーションだったんだろう。(ホントは「太陽を盗んだ男」(沢田研二主演)が一番すごいのだが、無許可だし。ま、許可でないよなぁ。皇居にバスが突っ込むのは。(他にもメーデーのデモ行進のなかを無許可ロケとか。一度、見てみるとよいかも。ヘコむけど))
 今のところは美術館の敷地を使ったりとか程度のロケ地の開放だけど、そのうちに思いっきりハデなアクションとか大銃撃戦が繰り広げられるんだろう、繁華街で。
 ま、一番の問題点が関係する役所が協力にノリ気ではない点らしいが。 

5月1日 CDリリースラッシュですな。大丈夫か?オレ

 今日、会社の近所のCD屋にアルバム(COILの「AUTO REVERSE」。確か2枚組で発売なのに、料金は1枚分だったなぁ。ホントなのか?CD屋)を予約しに行った。
 んで、ついついウルフルズの「ベストだぜ」(ウルフルズのベストアルバム。ウルフルズ好きなもので・・・。)を購入。
 それで、お店で「今後リリース予定のCD」のチラシをもらったのだが、大変なことになった。
 5/9 COIL 「AUTO REVERSE」(CD)
 5/16 MY LITTLE LOVER 「TOPICS」(CD)
 5/23 山崎まさよし 「Plastic Soul」(シングル)
 6/6 The Gospellers 「Love Notes」(CD)
 6/13 THE YELLOW MONKEY 「GOLDEN YEARS Singles 1996-2001」(CD)
 7/11 Mr.Children 「Mr.Children 1992-1994」、「Mr.Children 1995-2001」(CD)

 と、こんなに出るんだねぇ。買おうと思うCDが。(イエモンは微妙だなぁ。シングルベストだし。もせ3で全曲持ってるし)
 ま、COILは予約したし、マイラバはデビュー当時から好きでアルバムも全部持ってて、今回のアルバムは復帰第一弾だし、山崎まさよしは11ヶ月ぶりの新曲だし、ゴスもブレイク前から注目してて、アルバム全部持ってるし。イエモンベストもミスチルベストも欲しいなぁ。
 オレは、CD-RW搭載パソコンを持っているけども「好きなアーティストのCDは必ず購入」って人なのでレンタルしたのを焼く気はまったくなし。(歌詞カードないし。何よりも、オレの持ってるコンポにRを入れると詰まって出てこないんだよなぁ(怒るぞ、ゴラァ。SONYのバカ))
 学生のときと違って、購入するのにそんなに躊躇しなくなったなぁ。
 じゃぱんまねーぷっしゅ炸裂ですな。
 って、ぷっしゅするほどの給料じゃないけど(涙)。

5月2日 研修第3クール突入

 と、いうわけで昨日から新入社員研修は第3クールに突入。
 同期のほかの2人を含む、大学院卒3名は研究開発Gに配属でございます。
 あ、ちなみにGってグループってことね。(ウチの会社、○○課とか○○部って代わりにGって言ってるみたい。ま、エライさんの肩書きは課長とか部長なんだが)
 いやぁ、いままでに輪をかけて大変。
 つーか、ワケわかんないもの。
 例えば、今日の課題。
 「薬剤の製造に関する許可申請について調べろ」という内容。
 んで、専門書みたいなものを読んで申請に必用な実験や書類を列挙するのだが、薬学部出身の同期2人が「何書いていいかわかんないよ」って言ってるものを農学部出身のオレがわかるわけないぢゃない。
 嗚呼、わからないとも。
 ま、万事こんなカンジで知らない事がボロボロと出てきます。
 つーか、農学部にいた人が日本薬局方(厚生労働省が定めた、薬品業界のバイブルみたいなやつ。あ、「ほう」は「法」じゃなくて、「方」なんだよ。ひっかけポイントらしいから、要注意だぞ!!)なんて知らんっちゅーねん。
 肉体的にはデスクワークがグッと増えたのに精神的にはすり減りっぱなし。(肉体的にもずーっとパソコン画面とにらめっこなので疲れるけど)
 で、5/19にはプレゼンテーションがあるし。
 何か、月1で会社のエライさんたちも交えて研究開発部のプレゼンってのをやるらしいっす。無論、資料とかもガチンコで作って。
 毎月、修論発表会のノリですか。いやなノリだなぁ。
 ちなみに5月のプレゼンでは「修論の内容を説明してね」って事なので、エライさんとかいる前で「食肉の軟化・熟成に関与してるかもしれないタンパク質分解酵素(プロテアソーム)の高圧下での挙動」について語ります。(そーいえば、今年はやってないみたいねぇ、プロテアソームの研究。ちょっと、残念。3年かけてやってただけに。もう少しやれば博士号も取れるとまで言われたのになぁ・・・。(つーか、そんな事、もっと早く言ってくれてたら大学に残ったのに・・・。))
 みんなが薬について熱く語る中、食肉加工の未来の展望について語るってのは機会としてはこれが最後だろうな。
 大学時代の自分にケリをつける意味でも、ビシッと決めるか。
 緊張しなきゃね。

5月3日 仰げば尊し、我が師の恩

 昨日の雑記帳に書いたとおり、修論のプレゼンを会社でやることになった。
 そこで、修論発表会に使ったOHPを貸してくれ、って5/1に大学の研究室に連絡を入れておいた。資料として研究室に寄付してたからね、資料。
 ま、その時は後輩に頼んでおいて、着払いの宅急便で送ってもらうつもりだったんだけども。
 ところが今日、速達で届いたのでビックリした。
 だって、後輩の話じゃ連休明けだ、って言ってたし。
 それよりもビックリしたのが住所の宛名が恩師である鈴木先生の文字だった事。
 開封すると、OHPのほかに本番で使った読み原稿(これも資料として置いていった)と共に、昔書いた論文の別刷(自分の執筆部分だけを印刷したもの。論文の出版元が執筆者に必ず数十部単位でくれるのだが、研究室にすべて置いてある)が入っていた。
 そして、手紙も。
 それによると、「(別刷内のデータを)OHPにすれば、一層貴君の評価が高まるのではないでしょうか」などとありがたいことが書かれていた。
 速達で届くとは思っていなかったのに加え、先生の直筆の宛名書きだったことに驚いていたオレにとっては、そこまで考えて資料を郵送してくださった先生の気持ちにただただ感謝するばかり。
 オレ自身、研究室にいた3年間は非常に充実していて楽しい3年間だったが、鈴木先生との関係が良好だったことが大きかったのだと思う。
 先生自身、非常に律する姿勢というか、厳しい方なので生徒にとってはとっつきにくい印象のある方であるが、非常に気さくで神経の細やかな方であるとオレ自身は思う。
 なによりも、計画性があり論理的な思考、ってのがオレにとっては非常にありがたかった。
 結構、突発的な意見で左右されるのを嫌うのでね、オレ自身。
 そういう意味では非常に研究しやすい環境であったし、実験者としても、人間的にも得るところの非常に多い人物であったと思う。(オレの実験者としての骨格を作った人、って言っても言い過ぎじゃないです)
 思いで深いのは、去年の国際学会で外人の中、日本人はオレと先生の2人だった「異人さんと行く比叡山ツアー」だろうか?
 英語がまったくダメなオレは、発表(っていっても展示だけだったのだが)が終わって、精神的に磨耗している中で外人ばっかりのツアー参加だったもんだから落ち着かないことこの上なかったのだが、今となっては楽しい思い出となっているのも先生のおかげだったと思う。
 学生時代は正直、口煩く感じたりもしたが、今思い出すといい思い出しかないし、非常にお世話になったなぁ、の一言に尽きる。
 この場を借りて御礼申し上げます。
 心残りはせっかくいろいろと教えていただいて身に付けた食肉加工の知識を生かす職業につけなかった点だが、それ以外に教わった(とオレが思っている)部分を大事に社会人としてがんばっていこうと思う。

5月4日 ポチの死

 今日、ウチのペットの犬、ポチが死んだ。
 オレが11歳になる年の春に来て、25歳になる年の春に逝ったのだから享年14歳ということになる。
 よくはわからないが、犬としては長寿だったのだろう。
 もともとカレが家に来たのは、アニキの友人の家の犬が子供を産んだのがキッカケだったと思う。
 当時、オレは大の犬嫌い(小さい時、近所の放し飼いになってた犬に追っかけられたのがトラウマになってた)で大反対したのだが、そこは4つも年の離れた兄弟のこと、有無を言わさず飼い始めることとなった。
 カレは「弱い犬ほどよく吠える」のたとえどおり、家族と鎖が巻きついたのを助けてもらった、お向かいに住んでいたおじさん(この人ももう亡くなられた)以外には誰であっても吠えまくった。
 また、若い時には血気盛んで散歩に行ってる途中に飼い主から逃げたり、鎖を引きちぎって逃げたりしたものの、迷子になって近所の田んぼの真ん中で遠吠えをしていたりと憎めない犬だった。
 中学に行き、高校に行くようになってオレが散歩に連れて行くということも無くなり、大学に入ってからは年に数回しか会うことが無くなった。
 実家に帰ってきた今も、新居に引っ越したため、古い家(新居の隣なのだが)につなぎっぱなしにしてあったカレを見る機会はほとんどなかったといってもよい。
 思えば、今日出かける前に旧家の車庫にスクーターを取りに行った時に、グッタリとしながらまばたきをしていたのを見たのが最後であった。
 外出から帰ってきたときには死んだ後で、父親によってウチの墓(新居と旧家の間にある)の隣の空き地に埋められていた後だった。
 どう考えても、散歩にも連れて行かず、ブラッシングもしなかったようなうちの家族はカレにとって最高の飼い主ではなかったと思う。
 14年間一緒だったのに、写真の一枚も無いという時点で扱いの悪さ、みたいなものが感じられるし。
 今から反省しても仕方ないが、天国じゃ幸せに暮らしてくれよ。
 そして、また犬に生まれ変わったら、もっと可愛がってくれる家族の家のペットになれよ。

5月5日 ワールドプロレスリング5.5福岡大会

 オレの趣味のひとつにプロレス観戦がある。
 深夜に放送しているので、見てる人は少ないだろうが。
 オレ自身、昔は「週刊プロレス」という週刊誌を定期購読し、電車で1時間圏内の興行には極力行ってたものだが、最近はちょっと昔ほどのLOVEは感じないなぁ、というのが正直なところ。
 オレの中ではジャイアント馬場さんが死んだ後の全日本プロレスの崩壊がプロレス熱を冷めさせる大きな要因になっちゃったなぁ。
 週刊プロレスは購読を止めちゃったし、プロレスリング・ノア(全日本崩壊後にほとんどの選手が移籍した団体)中継もコロッセオ(プロレス情報番組)も富山県じゃやってないし。(それもこれもテレビ朝日系列のTV局がないせいで、深夜に「ココリコ黄金伝説」とかやるからなんじゃ、ぼけー)
 ワールドプロレスリング(新日本プロレスの中継)は石川県の電波傍受(笑)だし。
 新潟じゃものすごいビッグマッチ(タイトルマッチもいくつかあったし)もあったが、富山じゃムリだしね。
 で、今日のワールドプロレスリング中継。
 アレを見たプロレスファンは失望しただろうし、プロレス知らない人は面白くなかったと思うよ。
 特にメイン(小川&村上VS長州&中西)。
 不完全燃焼この上ないねぇ。
 オレの目から見ると、長州&中西は小川とハナっからやり合う気はないように見えた。
 組むとすぐにコーナーに押し込んでしまうし。
 シングルで小川VS長州をやらなきゃ、収集つかんだろうなぁ。

 今、TVに「2時間ドラマの女王」片平なぎさが出てる。
 今日、ウチのアニキが住む飛騨高山に行ったのだが、片平なぎさ主演ドラマが以前あって、犯人の愛人の住まいがアニキの住むアパートだったそうな。
 をやをや。
 しかし、キティちゃんさるぼぼ(サルのぬいぐるみ)はどーかと思うぞ?高山市民。