このコーナーはオレが見た映画・ビデオの感想を書くコーナーです。
映画館に行く際や、レンタルビデオ店でビデオを借りる際の参考にしてください。
ちなみにネタバレだ、(#゚Д゚)ゴルァ でお届け。
Movie 71子連れ狼 冥府魔道
あらすじ
柳生烈堂(大木実)の策謀により公儀介錯人の地位を追われた拝一刀(若山富三郎)は息子の大五郎と500両の仕事料で人を斬りながら旅を続けていた。
そんな一刀の元に黒田藩からの依頼が届く。前藩主(加藤嘉)が書いたお墨付きが裏柳生の手に渡るのを阻止して欲しい、との依頼であった。
こうして一刀、裏柳生、黒田藩の三つ巴の戦いが繰り広げられる。
「子連れ狼」連続ドラマ復活記念。(拝一刀役は北大路欣也。テレ朝で放送。しかしながら欣也は殺伐とした雰囲気ないよなぁ。杉本哲太でリメイクきぼんぬ)
・・・。別に「ロナウド大五郎カット記念」でもいいけど。
「子連れ狼」、と言ってもある程度の世代の人しか見たこと無いだろうなぁ。どっちかと言えば
「大五郎〜!!」
「ぢぁ〜ん゛、○▼※□×・・・(意味不明)。」
「アカンがな、西川君」
な「ダウンタウンのごっつええカンジ」内のコント、「こづれ狼」でしか知らない人も多そうだ。(余談だが、TV版で大五郎やってた西川君は新潟県白根市の市議会議員をやったりしたあと殺人を犯し、文字通り「冥府魔道」に落ちてしまいました・・・。)
オレは小学生の頃に再放送でやってた「子連れ狼」TV版(萬屋錦之介 主演)を見ていたけれど、正直そんなに好きな時代劇ではなかったねぇ。
この番組の持つ陰のカンジが小学生当時のオレの好みではなかったのだろうけど。(「桃太郎侍」とか「遠山の金さん」の再放送は好んで見てたが)
子供心にすさまじく険しい表情の萬屋錦之介が怖かった、ってのもあるし。(萬屋錦之介主演の「破れ奉行」はお気に入りだったりするのだが。鉄製の頭巾、クジラ漁用の銛、なぜかパンタロン着用の奉行がどー見てもモーターボートな手漕ぎ舟(船頭いなくても自走するんだが・・・。)で悪の屋敷に討ち入る(しかも悪の屋敷は近くに海や川がないのに悪同士が密談してる部屋に奉行の舟が突っ込んでくる!!)という子供心にもツッコミどころ満載の破天荒な時代劇だったからだろうけど)
じゃあ、なんでレンタルしてきたんだ?と聞かれると、「若山富三郎の殺陣が見たかった」ってことに尽きる。
映画「魔界転生」で柳生但馬守役で千葉真一演じる柳生十兵衛と演じた殺陣や、炎上する江戸城で次々と侍を斬っていく殺陣は見事の一語に尽きたのだよ。
っていうか、あの映画は若山富三郎と千葉真一、緒方拳の殺陣を見るためだけの映画と断言してもいいね。
んで、近所のビデオ屋で「魔界転生」以外に唯一あったこの映画を借りてきたんだけど。
映画の内容のほうはまぁ、こんなもんかなぁ。
途中で大五郎が女スリをかばって岡っ引きに拷問を受けるシーンがあるのが謎だったが。(ストーリー的には何の伏線もない。どうも大五郎がらみの本筋に関係のないエピソードを入れるのは若山版のお約束らしいのだが)
あえて言えば女スリの手下が潮健児(「仮面ライダー」の地獄大使)だったことがツボだったぐらいで。
つーか、TV版の大五郎はかわいかったが映画版はけっこう憎らしいな。
殺陣のほうはスゴかったねぇ。
おそらく今じゃ放送できないような血しぶき&大切断。何の罪もない子供の首も切り落とすからね。(放送禁止用語も連発で、TVでの放送は無理かと)
そして若山富三郎の超人的な殺陣。
最後のVS黒田藩では1 VS 50ぐらいの中、完勝。しかも動きがかなり激しい殺陣で、おそらくあーいう殺陣が出来る俳優は今はほとんどいないだろう。(千葉ちゃんと真田広之ぐらいか?)
やっぱ殺陣を見るだけでも時代劇好きならば見る価値はある、というか必須科目ですな。
しかーし!!
殺陣以上にツボだったのがそのトンデモ設定で・・・。気になったのをいくつか。
・大五郎の乳母車ギミック(いたるところに仕込み刀、仕込み槍、仕込みナギナタ装備。作品によっては仕込み盾や弾数無制限連射マシンガン装備(笑)。ちなみにすべて原作(小池一夫の漫画)に出てくる仕様らしいけど)
・舟に乗った大滝秀治を仕留めるのに潜水で忍び寄った拝一刀(呼吸は口にくわえた葦の枝という忍者ばりのギミック使用)が、コンパスみたいな道具で船底に丸い穴を開け、大滝秀治が水の中にフリーフォールしたところを暗殺。(ドリフのコントかと思った・・・。)
・砂丘を馬で駆け抜ける一刀。馬の後ろにはソリをつけた乳母車with大五郎!!(映画によってはスキーで雪山をすべるらしいっすよ、乳母車)
・砂丘で襲ってくる裏柳生の刺客たち。20人ぐらいは忍者装束、残りは虚無僧。なぜ白昼の砂丘で忍者&虚無僧?謎は深まる。
・砂丘の殺陣で若山富三郎が脚が綺麗に伸びたドロップキックを披露。喰らった刺客は血を吐いて死亡。
・・・。やりすぎ(笑)。
(この映画ではないが若山富三郎主演の子連れ狼のレビューサイトがあった。爆笑間違いなし)